米作りの現場から〜稲穂の受粉
2025/08/14
稲の花が咲きました。受粉の天気が心配です
立秋も過ぎて、朝晩に少し秋の気配を感じるようになりましたが、日中はまだまだ厳しい暑さが続いています。
うちの田んぼでも、ようやく稲穂が出てきて、花が咲き始めました。この時期、農家としては毎年のようにドキドキです。
稲の花が咲くのはわずか数日。午前中のほんの数時間だけ開花し、受粉を終えてしまいます。そのため、この短い期間の天候が作柄に大きな影響を与えるんですよね。
理想的なのは、晴れて風が穏やか、気温は30〜33度前後。ちょうど今がそのタイミング……なのですが、明後日の予報はなんと37度!
これだけ高温になると、稲がうまく受粉できず「不稔(ふねん)」と呼ばれる現象が出てしまう恐れがあります。つまり、お米の粒が入らず、収量が落ちる原因になります。
今年は春から順調に育ってきただけに、ここで失敗したくないという気持ちが強いです。自然相手のことなので、どうにもならない部分ではありますが……。
祈るような気持ちで、空を見上げる毎日です。
どうか、稲たちが無事に受粉してくれますように。