米作りの現場から〜いよいよ稲刈り開始!豊作の秋を迎えて
2025/09/26
ついに待ちに待った稲刈りの季節がやってきました。今年は天候にも恵まれ、稲穂の実りも十分。田んぼ一面に黄金色に輝く穂が揺れる光景は、何度見ても心を打たれます。農家にとって、この瞬間ほど胸が高鳴るときはありません。
今年は、なんと驚くほどの豊作。稲穂の数も多く、粒もしっかりと詰まっています。日々の水管理や台風への備え、炎天下での作業など苦労は絶えませんでしたが、自然と人の力がかみ合った結果が、この見事な実りに結びついたのだと思います。
稲刈りは、1日では終わりません。およそ1週間、天気を見ながらの作業が続きます。稲を刈り取り、乾燥させ、脱穀するまで一連の工程を丁寧にこなしていきます。途中、秋晴れの空と心地よい風に背中を押されながら、まさに稲刈り日和の日々が続いてくれることを願うばかりです。
この黄金色の田んぼの景色も、もうすぐ見納め。稲刈りが終わると、一気に秋から冬へと移り変わっていきます。農業の一年は本当に早く、また次の種まきや準備が頭をよぎりますが、まずはこの実りを喜び、感謝の気持ちで稲を刈り取っていきたいと思います。
今年も無事に収穫を迎えられることに感謝しつつ、皆さまの食卓に美味しい新米をお届けできる日を楽しみにしています。