米作りの現場から〜畦道の整備
2026/01/16
田んぼの壁を守る
畦道は、水をためるための「壁」であり、
日々の作業で人や機械が通る「道」でもあります。
畦が崩れると
・水が抜ける
・水管理ができない
・隣の田んぼに迷惑がかかる
といった問題が起きます。
そのため
• 草刈り
• 割れや穴の補修
• 土を塗って踏み固める
といった作業を定期的に行います。
しっかり整備された畦は、
水持ちが良くなり、稲の生育も安定します。
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排水路の整備 水を逃がす命綱
一方で、排水路は
余分な水を外へ逃がすための命綱です。
排水路が詰まると
・大雨で田んぼが水浸しになる
・根が酸欠を起こす
・機械が入れなくなる
といった深刻な被害につながります。
落ち葉や泥、草を取り除き、
水がスムーズに流れる状態を保つことで、
田んぼは「水をためる・流す」を自由にコントロールできます。
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冬の整備が春を楽にする
畦道も排水路も、
冬のうちに整備しておくと春の作業が格段に楽になります。
• 雑草が少ない
• 土が締まりやすい
• トラブルが起きにくい
見えないところに手をかけるほど、
田んぼは正直に応えてくれます。
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まとめ
畦道と排水路の整備は、
「今すぐ成果が見える作業」ではありません。
でも、
この積み重ねが
✔ 安定した収量
✔ 病気に強い稲
✔ 美味しいお米
につながります。
田んぼは、
水と土と人の手入れでできている。
今年も、
静かに、確実に、
田んぼの足元から整えていきます。

