米作りの現場から〜種もみ水切り
2026/05/07
【稲作、本格始動】種もみの水切り作業。命を目覚めさせる大切な時間。
今日は、種もみの「水切り作業」。
4月29日から浸種していた種もみを、水から引き上げました。
太陽の光の下、並べられた大量の種もみ。
この光景を見ると、毎年いよいよ始まるんだと実感します。
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■ 水を吸った種は、生き物の顔になる。
浸種前は硬かった種もみ。
でも今日の種は違う。
しっかり水を吸い、ふっくら膨らみ、
命が目を覚まし始めています。
この状態を見ると、
「今年も米づくりが始まった」と感じます。
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■ 水切りは、ただ乾かすだけじゃない。
実はこの工程、とても大事。
ここで余分な水を切り、
呼吸しやすい状態を作ることで、
👉 発芽を揃え
👉 苗の勢いを整え
👉 その後の収量にもつながる
稲作は、最初の準備でかなり差が出ます。
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■ 明日は種まき。
ここから催芽へ入り、いよいよ播種。
今年育てるのは「にじのきらめき」。
暑さに強く、粒も大きく、食味も良い品種。
でも、どんな良い品種でも
最初のスタートが悪いと力を出し切れない。
だからこそ、
この“見えない準備”を丁寧にやる。
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■ 大量の種もみ。でも、一粒ずつ命。
袋いっぱいの種もみ。
けれど、その一粒一粒が
秋には黄金色の稲穂になります。
春の今はまだ静か。
でもここから、
田んぼが一年で一番動き出す季節へ入っていきます。
今年も、美味しいお米になりますように。
