天然入浴剤製造の様子をお伝えします

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nucco酵素ぬか製造開始 ～夏場の発酵管理と注意点～

nuccoでは、酵素ぬかの在庫が少なくなってきたため、新たな製造を手作業で開始しました。今回仕込んだのは「額（ひたい）」と呼ばれる部位のぬかで、ここから約2週間かけて発酵・熟成させ、無添加の製品化へと進めていきます。

天然酵素ぬかの製造において、発酵のコントロールは非常に重要です。特にこの時期は気温が高く、発酵が進みやすい反面、放置すれば過発酵や温度上昇による品質劣化のリスクも高まります。そのため、毎日の丁寧な攪拌（かくはん）が欠かせません。攪拌を行うことで、ぬかの内部にたまる熱やガスを逃がし、発酵のムラを防ぎます。また、空気を含ませることで好気性の発酵菌が活性化し、より安定した発酵が期待できます。

この暑さの中では、発酵のスピードが例年より早まる可能性があるため、日々の観察と温度管理がより重要になります。少しの変化も見逃さないよう注意を払いながら、酵素の働きを最大限に引き出す環境づくりに努めています。

完成までの2週間、気を抜くことはできませんが、良質な酵素ぬかを届けるために、一つひとつの工程を丁寧に行っています。発酵の力と向き合いながら、自然の恵みを活かした製品づくりに取り組んでいます。