❄️ 冬の無農薬　葉物野菜がいよいよ収穫期

朝晩の冷え込みが本格的になり、田畑にも霜がおりる季節になりました。
この“冷え”こそが、冬野菜を一段と美味しくしてくれます。

今日は、今ちょうど最高に仕上がっている 白菜・キャベツ・レタス のお話です。

⸻

■ 霜がおりると、野菜は甘くなる

野菜に霜がつくと、一見「寒さで弱ってしまうのでは？」と思われがちですが、実はその逆。

白菜やキャベツ、レタスなどの葉物野菜は、寒さに耐えるために 糖分を溜め込みます。
この仕組みが、冬の野菜の「甘さ」「旨み」「締まりの良さ」を生み出してくれるのです。

霜にあたった葉物は、
    •    ぎゅっと締まって歯ざわりが良くなる
    •    煮ても甘みが深く残る
    •    生でも香りが良く、みずみずしい

まさに冬ならではの“旬のごちそう”になります。

⸻

■ 白菜・キャベツ・レタスが美味しい理由

白菜 は鍋でとろっと甘く。
キャベツ は芯までぎっしり詰まり、炒めても焼いても食べ応え抜群。
レタス は寒さで水分バランスが整い、サラダでもスープでもシャキッと美味しい。

霜が野菜に与える自然の力は、農家でも驚くほどの違いを生みます。

⸻

■ 冬の畑は静かに、美味しさを育てている

外から見ると畑は静かですが、
地中では栄養をしっかり蓄え、野菜たちは寒さに耐えながら美味しさを増しています。

手を入れ、気候を読み、霜を味方につけていく。
冬は、農家にとって自然と対話する季節でもあります。

⸻

これからますます冬野菜が美味しくなる時期。
採れたての旬の味を、ぜひ食卓でも楽しんでいただけたら嬉しいです。